MAINTENANCE

MAINTENANCE

ご自宅でのお手入れと工房メンテナンス・お修理

いぶし仕上げとは

まず、適切なお手入れを行っていただくために、工房うずり.のジュエリーに施されるいぶし仕上げについてご説明いたします。

 

シルバーは貴金属の中で最も光の反射率が高く 、鏡のように磨き上げた後の輝きは本当に美しいものです。

その反対に、時間とともに黒く変色していくのもシルバーです。

このような変化を「くすむ」「黒くなる」と、ネガティブに捉えられることが多いように思います。

ですが私は、この特徴を利用して陰影を作り出し、デザインを引き立たせることがシルバーの一番の魅力だと思っています。

 

この色の変化は、シルバーの表面が空気に触れ、硫化という化学反応を起こすことによって現れます。

すぐに黒くなるといわれますが、かといって美しい色づきを自然に任せてみると、それはそれは時間のかかる変化です。

そこで、意図的に化学反応を起こしてしまうことを「いぶしをかける」といいます。

でもいぶしをかけただけでは、ただ黒くなるだけであまり美しくはありません。

このあと、凹の部分にいぶしを残し凸の部分は光沢が出るまで磨き上げ、これでやっと美しい陰影のついた「いぶし仕上げ」となります。

 

じゃあ、いぶし仕上げをしたものはその色合いをずっとたもつものなの?

お手入れしなくても大丈夫なの?とよく聞かれます。

 

・・・残念ながら大丈夫ではありません。

やはり同じように硫化は進み全体に黒ずみ、艶を失っていきます。

 

前置きが長くなりましたがお手入れ方法をご紹介いたします。

ですが、手間のかかる特別なお手入れが必要というわけではありません。

艶のあるシルバーと大差はありません。

変色していくことを、プラスにとらえて末永くご愛用くださると嬉しいです。

日々のお手入れ:ふき取り

ご使用後は、付着した皮脂や汗、化粧品などをセーム革や柔らかい布で優しく拭き取ってください。

ご使用にならないときはチャック付き袋に入れておくことをお勧めします。

汚れが気になったら:水洗い

-ご注意-

トルコ石など水分を吸収しやすい石や、オパールなど乾燥に弱い石が付いているものは避けてください。

 

・ぬるま湯に中性洗剤(食器用洗剤)をほんの少しだけ溶かします。

・そこに浸して柔らかいブラシや指で優しく汚れを落とします。

・水道水でしっかりすすぎます。

・乾いた布で水分を取り、ドライヤーの冷風で完全に乾かします。

全体に光沢がなくくすんできたとき:水洗い+磨き

まず、上記の水洗いで汚れを落としてから、研磨効果のあるお磨きクロスで凸の部分を磨いて光沢を出します。

そのあと、セーム革や柔らかい布で優しく乾拭きします。

やってはいけないお手入れ方法

通常のシルバーのお手入れで変色を取るのに効果のある、液体のジュエリークリーナーやアルミと塩や重曹にお湯をかけるお手入れ。

せっかくのいぶしが取れてしまいます。
それだけでなく中途半端に薄いくすみとなって残ってしまいます。

工房でのメンテナンスとお修理

ご自宅での日々のお手入れでもくすみが取れなくなってきたり、破損、不具合が生じたときはお気軽にご相談ください。
お品物をお預かりしてメンテナス・お修理をさせていただきます。
※工房うずり.の商品に限らせていただきます。

 

■メンテナンス:料金・・・1,100円~ + 往復の送料

ご自宅では難しい細部までの洗浄とくすみや小傷を取るお磨きをさせていただきます。

その他に不具合がないかチェックさせていただきます。

 

■お修理:料金・・・加工料(パーツ代含む)+ 往復の送料

メンテナンスでは対応しきれない加工修理をいたします。

※料金は加工方法や材料によって変わりますので、お品物の状態を見てからお見積りさせていただきます。

例)ネックレスチェーンの切れ

  留め具の交換

  リングの変形

  石枠のゆるみ

お電話での受け付けはいたしておりません。こちらの専用フォームをご利用ください。

その際にお品物の写真があるとスムーズに進みますので、可能であればご用意ください。